長野県立白馬高校魅力化プロジェクト

世界に開かれた魅惑の山岳観光地域

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白馬高校では白馬山麓の豊かな自然環境や地域の資源(ヒト・モノ)を最大限に活用した教育活動を展開しています(学校設定科目「観光」「環境」や地域の方を講師に迎えての「観光英語」など)。今年度本校は高校としては県下初のコミュニティースクールに指定され、行政の長や地元の方々からなる学校運営協議会が発足しまし
た。これにより一層地域社会と連携した取り組みを進めています。

また、白馬を訪れる諸外国の高校も非常に多いことから国際交流も積極的に進めています。

昨年、ブリティッシュスクールイン東京と連携協定を結び、定期的な交流が始まりました。学力面での幅の広さへの対応として、土日と放課後の基礎学力養成補習や「公営塾」による自ら考えて課題解決をする力を養うプロラム学習や発展的学力の補充に取り組んでいます。地域貢献と自習性を重んじる「教育寮」の整備など、「国際観光科」設置に際し白馬村と小谷村両村による手厚い支援が行われています。

それらを連携し、地域や全国の多くの中学生が継続的に本校に進学するための進路保障への支援や、多様なニーズに応える本校魅力化を目指しています。

白馬の特徴

長野県の北西部に位置する白馬村は、北アルプスのふもと標高700mの高原にあります。四季の変化に富んだ冷涼な山岳気候は、独自の素晴らしい自然環境をつくりだしました。その自然環境からこの地域の様々な魅力ある特徴が生まれました。特にウィンタースポーツは有名で、1998年に長野冬季五輪オリンピックのメイン会場になったことでも有名です。白馬高校も過去において9人のオリンピック選手を輩出したスキーの名門でもあります。そのような魅力にひかれ、最近は大勢の外国人観光客が訪れるようになりました。その数は年間6万人~7万人と言われ、地域内で英語が飛び交う環境にあります。

このような地域の魅力の3要素(「観光」「英語」「スポーツ」)とその原点である「自然環境」が地域の魅力であり、同時に本校が魅力としたいところです。

高校魅力化プロジェクト