2020年からの大学入試は
地方の高校が有利な人物像と
学力の多面的な評価に

中教審の答申によると、センター試験は廃止され、2種類の学力試験と大学ごとのアドミッションポリシーに基づいた個別試験の2本立てとなっています。個別試験の内容は中教審からの発表によると志望理由書、面接・プレゼンテーション、グループディスカッション、高校での活動履歴・内容、小論文など、人物像や目的意識、数値では測定が難しい能力が求められる試験です。つまり、2020年からは学力も目的意識やリーダーシップなどの人物像を評価する入試です。学力試験では、大学で学ぶための学力を測定し、およそ10段階で学力かランキングされます。

大学の基準をクリアした受験生が、個別の志望大学に出願が可能となります。志望大学では、大学のアドミッションポリシーや求める学生像に基づいた個別試験が設計されます。個別試験では現在の推薦・AO入試の入試方式でもある志望理由書、面接・プレゼンテーション、グループディスカッション、高校での活動履歴・内容、小論文などなのです。2014年6月経新聞によると、多くの大学が今後、入試において学力だけでなく“意欲”を評価する方向で改革を進めており、評価方法として推薦・AO入試の入試方式を活用すると答えています。

課題発見解決型キャリア教育を受けることで、リーダーシップやコミュニケーション能力、課題発見解決能力を身につけられるでしょう。

今後、今までの一般入試に向けてのクラス運営や学力を重視した進路指導が大きく変わるでしょう。アクティブラーニングを取り入れた授業も、新しい大学入試対策として必要になるでしょう。つまり、今までの進学校のような、朝から晩までの勉強漬けでの大学受験対策では通用しなくなります。志望理由書を書くために必要な、目的意識などを高校生活の中で見つけなければなりません。また、座学だけでは身につかないリーダーシップやコミュニケーション能力、問題解決能力などを高校時代に育まなければ、学力試験をクリアしても、個別試験に通らないでしょう。
2020年からの新たな大学入試を考えた時に、実は都会の高校よりも地方の高校の方が有利になるのではないかと考えています。地方は課題先進国日本の課題先進地域です。全世界、全国に20-30年後に起きる問題が地方では今起きています。課題が目の前にあれば、高校生たちも自分の価値観に基づいた課題を発見し、目的意識を醸成していけるでしょう。また高校生たちがチームとなり地域をフィールドに飛び出して、課題発見解決型キャリア教育を受けることで、リーダーシップやコミュニケーション能力、課題発見解決能力を身につけられるでしょう。誘惑が多く、安心安全が担保されない都心部から、誘惑がなく勉強や様々な活動に集中でき、安心安全な教育先端地域の地方の高校で自分を磨く青春時代を過ごしてみませんか。